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新しい社会へ

漁業
震災は多くの人を海に沈め、土の中へ追いやった
彼らは理由もなく、そこへ追いやられた

生き残った者には責任がある
新しい社会を、新しい価値観を創っていく責任が

もう3.11前には戻れない

おし進めよう強力に
助け合いと、分かち合いのシステムを!

所有から共有への価値観を!

生き残った船と設備を糧に漁師が力強く
共生への道を踏み出す

太平洋岸の海の町 宮古市
森林に囲まれた小さな漁村
そこで始まった重茂(おもえ)「漁船シェアーリング」


約580人の漁師たちが力を合わせて
自分達が失業する危機をのりこえた

彼らをとらえていたのは、
生産物を消費者へ供給する責任であった

里では自分達の力を奪われないようにしようと
半農する若者が増えた

お米の協働に始まり、味噌、醤油、野菜、自然素材のお菓子まで

そこ、ここで小さな生産を共同で行い
分かち合う動きがおこっている

被災した海の民や里の民と
被爆した人々を見守り、助け合い、分かち合う
そんなシステムを世の中に
広く深くすすめていこう

そして、断末魔の資本の打ち出すTPPを越えていこう

ともに助け合い、分かち合っていこう
ともに助け合い、分かち合っていこう
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「母国語」の前にある「母語」の存在 ー子どもの深い悲しみー

水田トラスト運動の最初から、10口参加して、協力を惜しみなく与えてくださったお告げのフランシスコ姉妹会のシスターが手紙を下さいました。聖フランシスコ子ども寮のシスター・Kさんです。

子ども寮は、久が原の本部修道院の一画にあり、ほとんどが本人に責任のないことで起こっている父または母の虐待(なんと悲しみを深くする言葉でしょう)を受けて、社会的に保護され、ここにたどり着いた子ども達が生活しています。

諸事情で親と一緒に育てていくことが出来ない子をシスター達は愛いっぱいで育てていらっしゃいます。

私が訪問した時、よちよち歩きで幼児表現としての言葉もままならない幼児が、私の手をしっかり握り、広い寮内の自分の過ごす部屋、食堂、遊び部屋などを案内してくれるのです。 胸いっぱいで手を引かれて歩んだのを忘れることが出来ません。

成長して大学に行きたいという希望もかなえられるシステムも整えられました。そこでのシスターKさんの悩み。

「子ども寮で35年過ごし、どうしてもわからなかったことがあります。わからないというよりも、どうしていいのかわかりませんでした。それは「言葉」です。
子ども達に言葉を入れるにはどうしていいのか悩み続けていました。

いろいろな方法をとってきました。小さい時から絵本を読むこともそのひとつですが、絵本を読む以前の問題があるように感じていました。

最近読んだ本、井上ひさし著「日本語教室」の中で、母国語と母語とは全く質が違うもので、生まれた時から脳が育っていく時に、お母さんや愛情を持って世話をしてくれる人達から聞いた言葉、それが母語です。

赤ちゃんは自分を一番愛してくれる人の言葉を吸い取って、学びながら、粘土みたいな脳を細工していくわけです。言葉は道具ではないのです。第二言語、第三言語は道具ですが、母語=第一言語は道具ではありません。母語は精神そのものであることがわかってきました。

赤ちゃんの時からもマイナスの言葉をいつも聞いてきた赤ちゃんが、虐待のことばでこころを形成していれば、私が長年悩んできた理由がわかったように思いました。時間のかかることであっても、日常生活の中で子ども達に、プラスの言葉と経験がどれだけ出来ていくことかにかかってくると思いました。

虐待を受けた児童が年々増加していく中で、これからの養護施設での処遇にかかわる私達も、母語を持っているとすれば、お互いが優しく支えあい、お互いの母語を大きくしていくことも必要かと思います。(6月14日シスターKさんの手紙)

私達の社会には、3・11の震災で親を失った子ども達、震災や人災で幼い子ども達の心身に打ち込まれた悲しみがあります。水田トラスト会員の皆様、どうぞこの子ども寮の子ども達のも暖かい関心をお示しくださいませ。」

本部修道院連絡先:03-3751-1230




クロの散歩2

クロの散歩エリアは今、稲の花盛りである。稲の穂がいっせいに出揃い、花の香りを強烈に発散している。見渡す限りの棚田。棚田の向こうの丘の裾野に人家が点在。

農家の人とであった。

私:“すばらしい稲の香りですね~”

農家の人:“そ~か!鼻がいいんだね”

そうか、絶えず稲のお世話をしている人には感じられないのか。稲のお世話をしない人(私)の特権なんだ。

鼻のいいクロは、この香りを満喫しているに違いない。尻尾をなびかせて車の後を走るクロ。かわゆい。

3月11日以降、放射能は降り続ける。

そうした中で迎えた8月6日、原爆の日。

広島に5万人が集まったといわれる原爆の祭典。

そうした人々の悲しみを知らず、やさしい目をして人々の中にいるクロ。2011年8月6日。今日はawanova、鴨川地域の交流の日。

kuro_and_abesan

クロの散歩

大山千枚田への本道から約200m下のわき道を登っていくと、丘の上にしゃれたそそとした建物“うつわカフェ草”がある。景色は抜群。

“うつわカフェ草”を温かく迎えるように、棚田が深くえぐれて周りを取り囲む。その中に人の家がポツポツ。

赤い鳥居がせり登ったはるか向こうの中腹にある。空に向かうと山々が連なり、時には、富士山も見えるそうな。

その一帯がクロの散歩エリアである。時たま散歩の人や車とゆきすぎる。日当たりはよく、林や田んぼもある。

小さな棚田の入り口でクロの鎖を解いて車から降ろす。車が走り出すとクロは後ろからついてくる。絶えずバックミラーで確認しながら進む。

オヤ!いないぞ!ア、いたいた!はるか後方の草むらでおしっこをしている。終わると全速力で追いついてくる。

途中で私も車を降り、坂道を歩く。“うつわカフェ草”の近くを通って目的地に着くと、すでに田中は坂道をランニングしている。スワイショー、八段錦などで体をほぐす。

その間クロは,全身から命の輝きを発揮させながら走ってくる。100m先の民家の方へ畦を疾走していく。尻尾がたなびいている。

視界から消えたかと思うと出てくる。近くの牛を飼っているところまで行ったらしい。坂道を駆け上って来ては、空き家の庭先で消える。

こけむしたお墓の並んでいる前を横切っては堆肥場へ行き、堆肥の中を掘って掘って堆肥を飛ばしている。ア~、やめてほしいな~。体全体、堆肥でくさくなるよ~。

“クロ帰るよ~”。“帰る”という言葉はクロが理解している数少ない言葉の一つである。

「クロ」・・・これは自分のことなんだと最初に理解した言葉で、必ず反応する。そのほか理解している言葉は“散歩”、“まっすぐ”、”ダメ“、”待て“・・・。

嫌いなものは雷のゴロゴロ、鐘の音,暴走するオートバイ。居場所を求めてウロウロ、机の下や、薄暗い部屋にいこうとする。

クロがほえる時は、必ず理由がある。通常自分のエリアに人や動物が入ってくると激しくほえる。ただし、かつて一度でも食事をもらった事のある人はしっかり覚えていて、飛びついて喜ぶ。実に繊細で高度な臭いに対するセンサーを持っているとしか思えない。

ご飯は朝夕2回。原則として玄米・野菜・煮干魚。おなかがすくと、独特のほえ方で要求する。満腹すると、私達が食べていてももうほしがらない。

散歩は原則として朝夕2回。そろそろ散歩の時間になるとそわそわする。ウンチやおしっこは散歩の時しかしない。自分も人間だと思っているふしがある、というより人とか犬ととかの区別が彼にはないのかもしれない。

自分の意思をしっかり通し、いやなことは断固として拒否する。ほんとうに可愛い。

彼がいることでどれだけ私達の生活が変化にとんだ、しっとりしたものになっているかわからない。感謝しているよ、クロ!

kuro_and_abesan

僕、クロ

僕は身も心もクロ。
クロ柴のオス。



四つ目。
目の上に茶色のまあるい毛の部分、
それが目のようでそう呼ばれている。

ほんとの目の方はまっくろの体毛の中に
沈みこんで 時々光る。
丸い丸い目。
そのリンカクが
自分たちだけうまいもの食って
僕にくれないと怒る。
顔全体、体全体で怒る。
“ほしいんだヨオー”
“僕も食べたいんだ”

02IMGP4574.jpg

どこまでもつづく ダンダン棚田。
鴨川は
大山千枚田だけぢゃない。
ここ、大山地区は
ダンダン棚田のオンパレード。
つらなる つらなる 坂の町。
丘の斜面を切り開いて耕した、
いくえにも、いくえにも重なる棚田。
その周囲に住居が、2個 3個。
山を背負って
暖かい日だまりに建っている。

03IMGP5085.jpg

僕のグランドはそういう地形の棚田の一角。
やぶあり
道あり
田んぼのあぜ
大きな屋根付き堆肥場、
一年中閉め切られた空家もある。
誰もお参りすることのなくなった
墓が6~7個。
苔が生えている。

そうした空間をかける。
縦横にかける。かけまくる。
毛は総立ち、しっぽがなびく。

もちろん鎖なし。自由だ。

04PICT0011.jpg

あぜを伝って
近くの家までいくこともある。
やぶの中
林の中にも走りこむ。
畑の中にも走りこむ。
爽快。気持いい。

鼻はぬれ、光り、
目は輝く。
全身喜びでいっぱい。

ア、お母さんの声だ。クローッ。
          何かナ。

05PICT0018.jpg

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